総務職に限ったことではありませんが、世間一般的に大手企業のイメージは「収入が安定している」「ネームバリューがある」「福利厚生が充実している」など、よいイメージを持っている方が多くいます。

確かに、中小企業に勤めている方が大手企業へ転職すれば、年収アップや社会人としてのスキルアップが期待できるでしょう。

さらに、今まで体験したことがないスケールの大きい仕事に携わることで、やりがいを感じる機会が多くなるはずです。

大手企業の総務職では、株主総会の開催準備や会社規則の改正・廃止など会社の経営に関わる重要な仕事をこなします。

そのため、会社法などの専門的な法律の知識を身に付けてキャリアアップを図りたい方にとっては、大手企業の総務職へ転職することは非常に価値があります。

しかしながら、大手企業の総務職へ転職することは非常に狭き門であることを認識しなければいけません。2017年に経済産業省が発表した内容によると、日本全国にあるすべての企業のうち大手企業が占める割合はたったの0.3%しかありません。残りの99.7%は中小・零細企業となります。

さらに、大手企業の総務職は求人が出たとしても、募集数が非常に少なく応募が殺到することが考えられます。どれだけ頑張って転職活動に取り組んだとしても、内定するかどうかはやってみないと分かりません。

そこでここでは、大手企業の総務職への転職を実現するために必要となる知識と対策について述べていきます。

大手企業の総務職へ転職するために必要な3つの知識

これから大手企業の総務職へ転職を考えている方が、何も戦略を立てないまま転職活動に取り組んだとしても成功することはありません。なぜなら、大手企業の総務職で欠員が生じたとしても、僅かな募集人数に対して非常に多くの応募が殺到するからです。

例えば、1人の募集に対して応募数が何十人、何百人を超えるような応募がくることになります。また、大手企業の仕事は専門的な知識を必要とする場面が多いことから求人募集が出たとしても、「即戦力」が求められることがほとんどです。

大手企業の総務職の求人であれば、「総務の実務経験5年以上」「株主総会・取締役会の運営経験」などが応募資格の条件として設定されているケースがあります。例えば、以下のような求人になります。

このようなことから、未経験から大手企業の総務職へ転職することは、ほぼ不可能だと思った方がよいでしょう。私は従業員数が約2000人の会社の総務部で働いていましたが、このとき新たに中途採用されたのは、大手企業の総務部で働いていた方でした。

もし、未経験から大手企業への転職を考えるのであれば、まずは現在勤めている会社で総務職へ異動することができないか検討してみてください。

総務職へ異動することができれば、そこで専門的な知識を身に付けてスキルアップを図ることができます。時間はかかりますが、実務経験を積み上げることで大手企業へ転職する可能性を引き上げることができます。

以上からも分かるように、大手企業の総務職への転職は非常にハードルが高いことを認識しなければいけません。たとえ準備を万全にして転職活動に挑んだとしても、希望する大手会社へ転職できるかどうかは分かりません。

後悔しない転職活動をするために、大手企業の総務職へ転職するために必要となる正しい知識を身に付けましょう。

大手企業の総務職で求められる人材とは?

大手企業が手掛ける事業内容は世の中に与える影響力が非常に大きいため、仕事内容もスケールが大きく、やりがいのある仕事がたくさんあります。

特に大手企業の総務職では、高度な専門知識や専門的なスキルを持つスペシャリストが求められる傾向にあります。

また、大手企業は海外へ事業展開している企業の割合が多いため、たとえ総務職であったとしても「英語スキル」を採用の条件として掲げる企業が多いのも現状です。

たくさんの事業を抱える大手企業では、それぞれの部署で担当する仕事が分担制となっています。そのため、総務職においても担当する仕事に関係する専門的な知識が必要となります。

例えば、私が勤めていた会社は組織を管理する部署として大きく分けると「総務部・人事部・財務部・企画部」と分かれていました。そして、それぞれの担当者が行う仕事の内容は専門的な知識が必要となります。

私が担当していた仕事には、組織全体に関わる業務(印刷関係)の委託管理を行うものがあったり、会社規則の改正や廃止に関わる手続きがあったりしました。

また、同じ総務部であっても法律の専門的な知識が必要となる「法務担当」といったポジションで仕事をこなしている従業員も中にはいました。このように大手企業になると、担当する業務によって求められるスキルや専門的な知識が変わることが分かります。

大手企業の総務職の特徴

中小企業に限らず、大手企業でも総務は会社組織をサポートする仕事が多く、会社利益に直結する仕事がほとんどありません。なぜなら、消費者や取引先に直接サービスを提供することがほとんどないからです。

そのため、ほとんどの大手企業が総務部門で働く従業員数を最小限に抑えています。

例えば、私が過去に勤めていた会社の従業員数は約2000人でしたが、その中で総務部に配属されていた従業員数は10人程でした。総務部に配属されている従業員の割合は1%未満と、最小限の人数であることが分かります。このように、総務職で働く従業員数は大手企業であっても最小限に抑えられていることが分かります。

また私の経験上、会社の同期や同僚から「総務はどんな仕事をしているの?」と聞かれることが非常に多いです。仕事内容を説明しても「総務はそんな仕事まで担当するんだね」と驚かれることが多かったです。

同じ会社内の従業員でさえも、総務職の仕事内容は目に見えにくく、何をしているのか分からないと思われているのです。会社の商品やサービスを消費者に直接提供することで会社の利益に貢献する営業部門とはまったく性質が異なることは明らかです。

このようなことから、たとえ大手企業の総務職であったとしても「組織全体をサポートすること」が役割であることに変わりはないのです。

大手企業で働くメリット・デメリット

大手企業への転職に憧れる方も多いと思いますが、大手企業へ転職することで得るものは必ずしもメリットだけではありません。実際に、大手企業で働いて経験してみないと分からないことがたくさんあるからです。

ここでは、実際に私が大手企業で働いてみて感じたメリット・デメリットについて述べたいと思います。

大手企業で働くメリット

実際に私が大手企業の総務職で働いて感じたメリットは以下になります。

  1. 給料・収入が安定している
  2. 福利厚生が充実している
  3. レベルの高い人材と交流ができる
  4. 産休(産前産後休暇)・育児休暇制度が充実している
  5. 教育研修制度が充実している

それぞれについて、具体的に説明していきます。

①給料収入が安定している

よほどの不景気や会社が倒産に追い込まれているような状況でない限り、毎月の給料、年1回の昇給、年2回の賞与(ボーナス)が必ず支払われます。私が大手企業の総務職に勤めていた頃、お金に困る心配をしたことは1度もありませんでした。無駄遣いをしなければ十分に貯金をすることができます。

②福利厚生が充実している

私が勤めていた会社では、給料以外の手当として「家賃補助手当」「交通費」「健康診断費」その他にも多数補助が出ていました。手当以外にも「時短勤務」「育児休暇制度」が充実しており、女性が働きやすい職場環境でした。

③レベルの高い人材と交流ができる

大手企業では、新卒あるいは中途採用で入社する社員の学歴が高い傾向にあります。そのため、さまざまなアイデアやビジョンを持った社員が多く在籍しています。そのような環境に身を置くことで、自身のスキルアップに有益な情報を手に入れることができるのが魅力的です。

私が勤めていた会社にも大学偏差値全国トップクラスの学歴を持つ従業員が何人も在籍していました。一緒に仕事をすることで斬新なアイデアや仕事の工夫の仕方など非常に学ぶことが多かったです。

④産休(産前産後休暇)・育児休業制度が充実している

大手企業では産休・育児休暇制度が確立されているため、女性が安心して出産し、子育てができる環境が整っています。産休に入るときに「会社を辞めなければいけないのか?」と心配することはありません。

私が勤めていた会社も産休・育児休暇制度が確立されていたため、仕事に復帰する女性が圧倒的に多かったです。

⑤教育研修制度が充実している

大手企業では、スキルアップを目指す社員のフォローアップとして教育研修制度が充実しています。マナー研修からマネジメント研修あるいは職層研修など、世の中にサービスを提供する上で役立つ研修が非常に充実しています。

職層研修などは必修の研修ですが、スキルアップの方向性に合わせて任意で参加することができる研修があったりします。

例えば、私が勤めていた会社では任意で受けられる研修として、外部講師による「英語研修」や「IT研修」などがありました。

大手企業で働くデメリット

大手企業で働くことで得られるものが多いことは確かですが、良いことばかりではありません。メリットだけではなくデメリットがあることも認識しておきましょう。

実際に私が大手企業の総務職で働いて感じたデメリットは以下になります。

  1. 個人的なアイデアが通りにくい
  2. 部門間の壁が高い
  3. 企業風土が古い

それぞれについて、具体的に説明していきます。

①個人的なアイデアが通りにくい

会社の規模が大きくなればなるほど、個人的なアイデアや意見が通りにくくなります。なぜなら、大手企業では組織や各部署の職層が部長・課長・係長・主任といったように細かく分かれており、数多くの上司を納得させる必要があるからです。

例えば、仕事の効率が良くなるアイデアが浮かんだとしてもすぐに実行には移せません。「なぜ、効率がよくなるのか」「アイデアを実行した場合のメリット・デメリット」「アイデアの実行後にかかる予算」など資料にまとめて何人かの上司を納得させる必要があります。

②部門間の壁が高い

大手企業では部署ごとの仕事内容が専門的であるため、特に部門間を横断するような仕事である場合はそれなりに時間を必要とします。なぜなら、それぞれの部署は「責任の所在」を非常に気にするからです。隣の部署に何かお願いごとを1つするだけでも、隣の部署の部長や課長の承認を得る必要があります。

例えば、仕事を効率化するためにシステムの仕様を変更したいと考えた時に、システム担当の部署に仕様変更をお願いしてもすぐには実現しません。内容によっては、同じ会社の部門間の調整で年単位の時間を必要とすることもあります。

③企業風土が古い

大手企業の中には、仕事に対する考え方や取り組み方法が何年も変わっていない会社も存在します。例えば、私が勤めていた会社であれば、一部の仕事について電子決裁が認められていないものがあります。明らかに電子化した方が効率的なのですが、組織の考え方によっては電子化が実現しない仕事があったりします。

上記に挙げた内容は1つの例に過ぎませんが、たとえ大手企業の総務職へ転職が実現したとしても、メリットだけではないということを頭の中に入れて転職活動をしなければいけません。

大手企業の総務職へ転職するための対策

大手企業の総務職の求人募集があったとしても、募集数は1~2名であったりすることが多いです。なぜなら、総務部で働く従業員数は非常に限られており、他の職種に比べて退職などで欠員が生じにくくなるからです。

こうした事実を踏まえた上で、大手企業の総務職へ転職するためには、戦略的に転職活動に取り組む必要があります。

「もっと調べておけばよかった」と転職活動を後悔しないものとするために、ここでは転職活動を有利に進めるための戦略について述べていきます。

転職活動の最適な時期

大手企業の総務職へ転職するための最適な時期が存在するのか気になる方もいるかと思います。結論から言いますと、大手企業の総務職へ転職するための最適な時期はありません。たとえ大手企業の総務職に転職したいと思っても、気になる大手企業の総務職でタイミングよく欠員が生じるかは決して分からないからです。

私は過去に大手企業の総務職に勤めていましたが、中途採用で入社した実績はかなり少なく、求人募集がない年もありました。このことからも分かりますが、転職時期を限定し過ぎると目にする求人数が限られてしまい、転職活動の幅を狭めてしまう可能性があることを認識しなければいけません。

とはいえ、総務職への転職で成功を収めている方は必ずと言ってよいほど、転職する時期やタイミングを見極めて計画的に転職活動に取り組んでいます。その転職する時期やタイミングを見極めるポイントとしてすべての業界・業種に当てはまるわけではありませんが、総務職の求人募集が比較的に多いと言われる時期が存在します。

それは、「2~3月」「8~9月」「6~7月」になります。

  • 2~3月が多い理由

この時期は、退職者の補充をするために採用が多いことが考えられます。年度の切り替わりでもあるこの時期は、企業にとっても新年度を迎える上で新たな体制を整える時期になります。

私が勤めていた総務職でも退職者が一番多いのが、この時期でした。総務職は若手の従業員が多いため、退職の理由としては定年退職よりも自己都合による退職であるケースが多いです。

  • 8~9月が多い理由

企業にとっては、10月が下半期のスタートとなります。この時期は新たな組織編成や人事異動によって欠員が生じることがあります。私が勤めていた総務職では、私が勤めていた総務職では、この時期に働き方改革を推進するプロジェクトを立ち上げ、他の企業から中途で採用したケースがあります。

  • 6~7月が多い理由

この時期に退職する方が多い理由としては、6月末のボーナスが支給されてから退職または転職する方が多いからです。生活費のことを考え、ボーナスが支給されてから退職する方も少なくはありません。

上記で紹介した時期はあくまでも募集が多くなる時期になりますので、参考でしかありません。世の中には、5月や1月といった比較的に求人が少ないと言われる時期に、希望する会社へ転職している方も存在するからです。

例えば、下記の求人情報は東京に本社がある大手企業の求人募集になります。

上記の求人情報からも分かりますが、掲載している内容から通年採用を行っていることが分かります。

以上のことを踏まえると、大手企業の総務職へ転職するための最適な時期はないといえるでしょう。

中小企業から大手企業へ転職する方法

中小企業の総務職に勤めている方であっても、大手企業の総務職へ転職することは可能です。求人情報を出している大手企業が求める人材の条件とマッチングすれば転職は成立するからです。

例えば、ある大手企業の求人の応募資格が「総務での実務経験が5年以上」であったとします。このような求人の場合は、勤めている中小企業でその条件を満たす経験をしていれば採用される可能性があります。

しかしながら、大手企業の総務職で求人情報が出たとしても、募集数が非常に少ない中で大量の応募がくることを想定しなければいけません。

そこで、中小企業の総務職に勤めている方は転職活動を始める前に、現在勤めている会社で培った経験や強みを洗い出す必要があります。

そうすることで、中小企業での業務経験や知識が大手企業の求人の応募資格を満たしているかどうか客観的に判断することができます。

例えば、中小企業は従業員数が少ないため、総務職であれば「人事」「労務管理」「経理」など複数の仕事を経験し、ある程度知識を身に付けていることが強みになります。

また、若くして責任のある仕事を任されることや職場でのマネジメント経験が転職で有利になることもあります。

このように、中小企業に勤めて培われた知識や経験を活かして、大手企業の総務職で「具体的に何がやりたいのか(できるのか)」を考えることが非常に重要となります。

大手企業の総務職への応募方法

ここでは、大手企業の総務職へ転職するための応募方法について具体的に述べます。

応募方法は大きく分けると、以下の2つになります。

  1. 直接、大手企業のホームページから応募する
  2. 転職エージェントを通じて非公開求人に応募する

それぞれについて、具体的に説明していきます。

①直接、大手企業のホームページから応募する

1つ目の方法として、インターネットを利用して大手企業のホームページから応募する方法があります。

もし、気になる大手企業があるのであれば、その企業のホームページの採用ページを確認してみてください。

上記の中途採用の求人は、社会人であれば誰もが聞いたことがある大手企業のホームページから抜粋したものです。

求人の中に記載されている「応募資格」を満たすスキルを持っていれば、転職できる可能性があります。

例えば、この会社が求めている人材は「株主(式)総会関連業務の経験と専門知識があり、ビジネスレベルの英語がこなせる人物」であることが推測されます。

また、海外に事業展開する会社で海外への転勤の可能性があることから「チャレンジ精神が強く、主体的な行動ができる人物」を求めていることも分かります。

もし、上記のような求人を探し当てて、あなた自身が応募資格を満たしているのであればチャレンジする価値は十分にあります。

しかし、このような大手企業のホームページから閲覧できる採用の情報は、インターネットの環境が整っていれば誰でも見ることができます。そのため、数多くの応募者がいる中で少ない採用枠を競い合うことになります。

企業側からすると、採用の手続きや準備に時間がかかりますが、非常にレベルの高い人材と出会える可能性も高くなるのです。

②転職エージェントを通じて非公開求人に応募する

そこでより確実な2つ目の方法として、転職エージェントを通じて非公開求人に応募する方法があります。

大手企業が自社のホームページで採用情報を公開している例は少ないです。大々的に募集していると、社員にとってみれば「自分の会社は人手が足りていないのか? 大丈夫か?」と思われてしまいます。そこでほとんどの大手企業が非公開求人として、転職エージェントと契約して採用活動を行います。

非公開求人として登録している大手企業の求人情報は、転職エージェントに登録しないとその情報を手に入れることができません。

非公開にする理由としては、他にも「大手企業が求める人材をピンポイントで採用したい」「応募者を絞ることで、採用選考の負担を減らしたい」といったものがあります。

例えば、採用活動を行う大手企業が「株主総会の業務経験が豊富でかつ、業務に関係する専門的な法律の知識を兼ね備えた人物を採用したい」と考えていたとします。

このような場合、転職エージェントはその企業が採用したい人物像に合致する転職希望者が現れた時にその企業へ転職希望者を紹介することになります。

大手企業の総務職が中途採用で採用する人数が少ないことを考えると、多くの求人情報を手に入れて手数を増やすことが重要であると言えます。

そのため、複数の転職エージェントに登録することで、より多くの求人情報を手に入れることが最も確実な方法です。

大手企業への志望動機例

それでは、実際に大手企業の総務職へ転職することを考えた時にどのような志望動機にすれば良いのか考える必要があります。

これまでも述べましたが、大手企業の総務職では専門的な知識やスキルが求められます。

そのため、中途採用であれば「これまでの総務職での業務経験や知識を転職先でどのように活かして貢献することができるのか」を具体的に伝える必要があります。

また、志望動機を作成する際は応募する大手企業の求人情報をよく確認し、企業側がどういう人物を求めているのか深く考えて見極める必要があります。

例えば、下記の求人はある大手企業の求人になりますが、このような求人情報に対する志望動機を考えてみたいと思います。

このような求人情報であった場合に求められる人物像としては、

  • 総務業務としての幅広い知識や経験を持っている
  • 株主総会の専門知識やスキルを持っている(専門性を身につけたい)
  • WordとExcelを問題なく使いこなせる
  • 英語スキルがビジネスを展開する上で支障がないレベル

以上のようなスキルを持ち併せている人材を求めていることが分かります。

このことを踏まえた上で、これまで経験してきた業務の知識やスキルの共通点を結びつけて志望動機を作り上げていきます。

私はこれまでの5年間、従業員数約100名の中小企業の総務部に勤めてきました。

数ある業務の中でも特に株式会社の運営にとって重要な役割を果たす株主総会の運営について深い関心を持ち、企業コンプライアンスを学びつつ積極的に業務に取り組んできました。

学生時代から英語を得意としており、海外へ事業展開している貴社(御社)に入社することができれば、得意とする英語を駆使しながら、さらにスケールの大きい株主総会に携わることができるのではないかと考え、志望いたしました。

現職において、これまで培ってきた総合的な経験を活かしつつ、これからはさらに専門性の高い業務にチャレンジし、スキルアップを目指したいと考えています。

※  履歴書・職務履歴書では、相手の会社を「貴社」で表記し、面接では「御社」を使う

このような志望動機であれば、たとえ中小企業からの転職であったとしても、これまでの業務経験を活かしながら貢献できることを強くアピールすることができます。

志望動機を考える上で大切なポイントは以下の2点になります。

  • 転職を希望する大手企業との接点を見つけ出す
  • 見つけた接点から実現できることを具体的に伝える

この2点を意識して志望動機を作り上げることで、採用担当者に強く印象を与えることができます。

大手企業の総務職へ転職したい理由を深く考える

大手企業へ転職することを目指している方は、「なぜ、大手企業へ行きたいのか」という理由を突き詰めて考える必要があります。

なぜなら、単に「収入が安定しているから」「福利厚生が充実しているから」という理由だけで選択すると、たとえ大手企業へ転職が決まったとしても仕事のやりがいを見つけることができず後悔することになるからです。

求人を出している大手企業の総務職で求められる人材は、それぞれ募集をかけている会社を取り巻く環境や経営方針によって変わります。

転職活動をする際は、必ず求人情報を注意深く観察し、その会社がどういった人材を求めているのかを見極めるようにしましょう。

そして、転職を希望する大手企業が求めている人材の要件を満たしているのであれば、その会社の採用選考で自身が仕事を通じて実現したいことをしっかりと伝えるようにしましょう。

しかしながら、これから転職活動を始める方にとっては「どのように転職活動を進めていけばよいのだろうか」と不安な気持ちになる方は多いと思います。そこで、3社以上の転職エージェントを利用することで求人の幅を広げ、サポートを受けながら転職活動を進めるようにしましょう。

総務職は営業職と違って全国各地へ転勤することがほとんどありません。このことからも、大手企業の総務職へ転職することができれば、特に女性にとっては働きやすい環境であることは間違いありません。

大手企業の総務職へ転職を考える場合、まずは「なぜ、大手企業の総務職で働きたいのか」を深く考えるところから始めてみてください。

事務転職で失敗しない転職サイトの活用法とは

事務転職を考えるとき、多くの人が転職サイトを活用します。ただ事務職は倍率が高く、簡単には転職できません。自力で転職先を探そうとしても、1件1件求人を見極めるには相当の労力を使います。またエントリー書類(履歴書・職務経歴書)の作成や面談対策、転職条件の交渉まで自ら行う必要があります。

しかし転職サイトに登録すれば、カウンセリング実施後にキャリアアドバイザーから転職条件に見合う求人を無料で紹介してもらえます。さらに履歴書や職務経歴書の添削、面談対策、転職条件の交渉まであなたの代わりに行ってくれます。

ただし、「多くの求人を紹介してくれる転職サイト」「カウンセリングに力を入れている転職サイト」「女性の転職支援に力を入れている転職サイト」など、選ぶ転職サイトによって特徴や強みに違いがあります。これらのことを理解した上で転職サイトを活用しなければいけません。

そこで以下のページで転職サイトの特徴を解説しています。それぞれの転職サイトの特徴や強みの違いを理解して活用すれば、事務転職の失敗を防ぐことができます。